自分の細胞で発毛させる最先端医療!
SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®
じこしんぴもうほうさいぼういしょく

SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®は、当研究会が研究し、検証した独自の毛髪治療法で、SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®は登録商標です。

治療概要

SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®とはご自身の健康な有毛部の頭皮を採取し、特殊な機械で液状化し、そのご自身の細胞を頭部の気になる箇所に注入していく最先端の治療方法です。

正常な毛根と脱毛症毛根の比較
皮膚は表皮(ひょうひ)と真皮(しんぴ)からできています。
表皮の厚さは平均約0.2mm程度で、その95%は表皮ケラチノサイトという細胞で構成されています。
一方、真皮の厚さは平均約2mm程度で、80%以上はコラーゲン線維からできており、肌のハリを保つ役割をしています。SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®では、この真皮と毛包を含んだ脂肪細胞のみを液状化したものを薄毛が進行している部分に注入し、発毛を促します。

本治療の対象となる症状

  • 男性型脱毛症(AGA)
  • 女性男性型脱毛症(FAGA)
  • 若年性脱毛症
  • 加齢変化による真皮の萎縮により薄毛に至る状態
  • 内服治療や植毛などに抵抗がある方
  • 持病で他薄毛治療が行えない方

本治療を受けていただけない方

以下の条件に当てはまる患者様は、本治療をお受けになることが出来ない場合があります。

  • 当院が指定する感染症検査の結果が陽性
  • ヒトインスリンに対して過敏症の既往歴がある
  • その他、担当医師が不適当と判断した場合
  • 妊娠中、または妊娠している可能性がある
  • 抗生物質に対して過敏症の既往歴がある(細胞培養工程において抗生物質であるタゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウムを使用するため)

SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®の利点

1. 自家細胞による根本治療

ご自身の自家細胞による根本治療であり、 AGA内服治療などの一過性の対症療法とは異なります。

2. アレルギー等の可能性が低い

ご自身の細胞を用いるため、 異物反応やアレルギーの可能性は限りなく低いと考えられています。

3. 皮膚機能の改善・向上

美容整形とは異なり外見上の改善のみではなく、 ご自身の皮膚 (特に真皮) の機能の改善・向上を図ります。

4. ダメージを最小限に

施術による患者様へのダメージを最小限に抑えることが出来ます。

5. 2週間で効果を実感できることも

移植注入から早い方だと2週間程経った時点で効果を感じられる方もいらっしゃいますが、 毛周期が関係する為大体の方が約3ヵ月~6ヵ月程度で発毛します。

SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®の流れ

STEP 01 麻酔

神経ブロック麻酔又は、麻酔クリームを薄毛の部分に塗布します。

STEP 02 皮膚採取 (細胞の採取)

ご自身の髪の生え際又は、耳の後ろから数ミリ (2~4mm程) の頭皮を採取します。
採取時は麻酔を行っている為、 麻酔をする際の痛みは多少ありますが、 切除自体に痛みは伴いません。
採取時に頭皮を数ミリ切除する為、 採取後の傷跡は1針程度縫合しますが、 傷跡はほとんど残りません。
施術から約1週間で抜糸します。

STEP 03 自己真皮毛包カクテル作成

採取した頭皮の表皮だけを剥ぎ取り、 特殊な機械で細胞加工し、 毛包幹細胞カクテルを作成します。
患者様ご自身の自家組織を細断するだけで、 培養もせず、 添加物も加えずに液状化できる為、 安全に注入することができます。

STEP 04 自己真皮毛包カクテル注入

薄毛部分の頭皮に自己真皮毛包カクテルを注入していきます。 (ナパージュ法) (パピュール法)
毛包が発生する深さは真皮層と脂肪層の間なので、その部位の深さに注入します。
※採取から注入まで処置時間は約30~40分程度です。

STEP 05 注入後

移植注入当日は洗髪をお控えいただき、 翌日から洗髪可能です。
移植注入当日のアルコールの摂取、激しい運動や入浴はお控えいただき、 安静に過ごすようにして下さい。

STEP 06 検診

定期ケアとして、 細胞を移植したあと、 1ヶ月後、 3ヶ月後、6ヶ月後、 1年後に定期健診を受診下さい。