SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®は必ず毛髪再生しますか?
AGAの進行具合や年齢、治療内容によって効果が出るスピードはそれぞれ異なります。
完全に毛髪が失われて頭皮が硬くなっている場合は、SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®を行っても細胞が再生しないことが多く、産毛が存在している部位が対象となります。
SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®の1年間の検証において、対象となる部位に対して変化がないということはありませんが、AGA遺伝子チェックなどで、男性型脱毛症 (AGA)もしくは女性男性型脱毛症(FAGA) と診断された場合には、オリジナル内服薬 「ProHair + (プロヘアープラス)」の併用をお勧め致します。
SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®は何回で効果が表れますか?
毛髪は成人で一日に0.35mm~0.4mm伸びるといわれており、1ヶ月あたり、大体1.05cm~1.2cm伸びることになります。
また、毛髪には成長期、退行期、休止期と毛周期があり、休止期になると髪は自然と抜け落ちます。
SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®を行うことで、毛乳頭付近から、毛包組織の中を毛髪が再生していきます。
頭皮表面の毛穴から毛乳頭までは約3~5mmありますので、毛髪が毛穴に到達するまでに約2週間、そこから毛周期に沿って産毛~軟毛へと成長する為、早い方で2週間、大体の方が約3~6ヶ月程度で発毛を実感されます。
ただし、症状や年齢によって個人差はありますのであくまでこれは目安です。
長年の薄毛にて頭皮表面の毛穴が閉じてしまっている部位などでは、 効果が望めない事があります。
SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®において真皮細胞はなぜ効果があるのですか?
患者様ご自身の真皮から摘出した組織を細砕処理した後、 懸濁液を生成して損傷部位の再生に用いるという治療があります。
この研究開発に繋がった最初の研究は2006年にさかのぼります。
2人のイタリア人研究者によって実施され、今日では再建形成外科における髪の修復や創傷治癒の治療など、 多くの分野に適用されています。
さらに皮膚の若返りのための美容医学でも広く使用されています。
SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®は、この研究を応用し、真皮と毛包を含んだ脂肪細胞のみを液状化した懸濁液を薄毛が進行している部分に注入することで、発毛を促す効果を確認いたしました。
SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®はどのような方に向いていますか?
ご自身の細胞を用いるため、 異物反応やアレルギーの可能性は限りなく低いと考えられています。アレルギー体質でAGA治療薬の服用が難しい方や、薬の服用に抵抗がある方、その他の治療で発毛が乏しい方におすすめの治療法です。
SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)®を受けて毛髪再生したらずっと生えたままですか?
毛髪が失われた原因にもよりますが、 通常、1回の施術で終了となります。
しかし、生体材料を原料とするため、 1回に治療できる範囲が限られ、医師の検診にて細胞移植が再度必要と判断した場合は、追加の移植を行うことをお勧めする可能性もございます。
施術後の日常生活に制限はありますか?
施術当日は激しい運動や、飲酒、入浴、サウナなどの血行を促す行為はお控えください。 また、 施術当日は洗髪をお控えいただき、翌日から洗髪可能です。